「私は、ちゃんと相手の視点に立てているだろうか?」
『時すでにおスシ⁈』第2話を見終わった瞬間、真っ先に頭をよぎったのはこの問いでした。
人に何かを教える仕事、伝える仕事、サービスを提供する仕事をしているあなたなら、きっとこの記事を読んで「あ、私もそうかも」と感じてもらえるんじゃないか、と思いながら書いています。
第2話のあらすじ──たったひとりの「不合格」
第2話では、「自分の味を、アジの一品料理で表現するテスト」が行われます。
アジのさばき方をしっかりと習得した後、そのアジを使って”自分らしい味”を表現する料理を作る、という課題です。
- 森蒼斗(山時聡真さん)✅ 合格
- 立石船男(佐野史郎さん)✅ 合格
- 待山みなと(永作博美さん)✅ 合格
- 柿木胡桃(ファーストサマーウイカさん)❌ 不合格
料理の見た目は、ダントツでおしゃれ。凝り方も、一番。なのに、なぜ?
不合格の理由が、刺さりすぎた
柿木胡桃の料理が評価されなかった理由、それは──
「自分をいかに良く見せるか」にしか、意識が向いていなかったから。
「自分の味を表現する」という課題のはずが、いつの間にか「自分をよく見せるための料理」になっていた。
柿木胡桃本人は、「なんで私だけ?!」と納得がいかない様子。
…そして、私も同じくらいショックを受けました。
ドラマに、自分を見た
私はインストラクターの仕事をしています。
画面越しに柿木胡桃を見ながら、思わず自問してしまいました。
「私のレッスン、相手の視点に立てているだろうか?」 「”自分をよく見せること”に、意識が向いていないだろうか?」
…正直に言うと、思い当たるふしが、ないとは言えませんでした。
「参加してくださる方は、私のレッスンを楽しみにしてくれている」──そう信じていたけれど、もしかしてそれは、私が勝手にそう思い込んでいただけかもしれない。
実はこの記事を書いている今日この後、レッスンがあります。
ドラマを見る前に考えていた「今日やること」を、一度立ち止まって見直しました。
これは、相手のためになっているか? 自分をよく見せたい気持ちが、混じっていないか?
同じ内容をやるにしても、参加してくれる方の気持ちや体調に寄り添ったやり方に、軌道修正することができました。
ドラマ1本で、レッスンの準備が変わった。
教える仕事をしている人に、ぜひ見てほしい
インストラクター、教師、コンサルタント、コーチ──
「人に何かを伝える仕事」をしている人なら、第2話の柿木胡桃のシーンで、きっと一度は自分を重ねると思います。
「うまくやろうとしていたのは、誰のためだったんだろう?」
そう問いかけてくれるドラマ、なかなかないですよ。
第3話への期待
次の話では、柿木の怒りが大江戸海弥(松山ケンイチさん)の過去を暴く展開になりそう。
これは目が離せません。
『時すでにおスシ⁈』は、TVer、U-NEXT、TBS FREE で配信中です。
