ドラマ「シバのおきて」原作は?片野ゆか『平成犬バカ編集部』を徹底解説!~第1弾 雑誌誕生編~

原作 雑誌誕生編 シバのおきて

2025年9月30日から放送スタートするNHKドラマ10「シバのおきて」。
その原作は、片野ゆかさん著『平成犬バカ編集部』(集英社)です。単行本と文庫があり、全18話構成。ドラマは全9回で映像化されます。

この記事では、原作の冒頭(第1~3話)、雑誌誕生秘話のあらすじと、ドラマでどんなシーンが期待できるのかを解説します。

第1話 崖っぷち男、最後の挑戦

崖っぷち

雑誌『Shi-Ba』の企画が会社で認められるまでのストーリー。
主人公は編集長の井上祐彦(いのうえまさひこ)。リストラ寸前の社内失業状態から、愛犬・福太郎への思いを込めた犬雑誌の企画を打ち出します。

企画プレゼンの席上、社長から「(売れる)理由は?」と聞かれ、「面白いからです!この本は絶対に売れます!!」と言い切るシーンは、原作でも痛快。ドラマでも名場面になりそうです。
さらに、ずいぶん後になってわかった、「やってみな!」と答えた社長・廣瀬のエピソードも痛快です。

第2話 めざせ!?『VOGUE』みたいな犬雑誌

VOGUEみたいな雑誌

創刊号を作るために仲間を集める井上。フリーの編集者、ライター、新人カメラマン、デザイナー・・・個性派メンバーが集まります。
ドラマでは、これらスタッフの構成が、ドラマ向きにアレンジされているようです。

ドラマ公式HPでは、

押しつけられたはみ出し者や変わり者たちが集まって雑誌を立ち上げようとするが、ギスギスグサグサ、喧々囂囂(けんけんごうごう)。だけど、それを見つめる美しい瞳の犬。

と紹介されています。人間関係のぶつかり合いと犬の存在感が、ドラマならではの魅力になりそうです。
また、犬雑誌を『VOGUE』のようにおしゃれに作ろうとする意気込みが、ドラマでどう表現されるかも注目ポイントです。

第3話 お笑い転じて、創刊号

違和感

創刊号のグラビア撮影が進むものの、現場には違和感が…。
井上が「福ちゃん、○○だな…」とつぶやき、スタッフ全員が爆笑する場面は原作の名シーン。

犬が服を着るのはまだ珍しかった平成の時代に、「ユーモアと笑い」というニーズを掴み、雑誌『Shi-Ba』の方向性が固まっていきます。

また、編集長の悩みや「本当に売れるのか?」という不安が、原作では丁寧に描かれています。
ドラマでは、令和の今を時代背景にどのように表現されるか、視聴者が共感できる重要な見どころとなりそうです。

原作では、創刊号表紙の福ちゃんも掲載されています。ちょっと○○なボディに、メチャクチャいきいきとした表情の福ちゃん。いい表情してるわぁ(*^^*)

まとめ:ドラマと原作を両方楽しむポイント

「シバのおきて」の原作『平成犬バカ編集部』は、犬を愛する編集者たちの奮闘をリアルに描いた作品です。
第1~3話では、雑誌創刊までの葛藤と挑戦が描かれ、ドラマでも大きな山場になるはず。

原作を読んでからドラマを見ると、より深い背景やキャラクターの心情が分かって楽しめます。

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