【ナイトフラワー】佐久間大介はどんな役？

映画『ナイトフラワー』に出演される、Snow Man の佐久間大介さんはどんな役なのか、内田英治監督書き下ろしのノベライズ本（講談社文庫）を基に解説します。
映画も同じように描かれていると思いますので、映画鑑賞の参考になれば幸いです。
なので、映画を見る前にストーリーは知りたくないという方は、残念ですがお読みにならない方がいいです。
映画は、11月28日（金）公開です。

佐久間大介さんの役柄

• 10代の頃は暴走族。
• 鑑別所に行ったことあり。
• 現在はデリヘルで、デリヘル嬢の送迎などをしている。
• 多摩恵とは中学の頃からの幼馴染で、ずっと多摩恵を想い続けている。

夜の世界にいるのでダークなイメージがありますが、幼馴染を想い続けているピュアな青年です。

多摩恵を想い続けるピュアなエピソード

多摩恵にデリヘルを紹介したのはなぜ？

多摩恵は総合格闘技のアスリート。
地下格闘技の世界から脱出して、いつかは海外で試合をしたいという夢を持ち、お金を稼ぐために風俗でアルバイトをしたいと思い、海が働いているデリヘルで働かせてほしいと海に相談します。
でも海は、もちろん反対。
多摩恵は「じゃあ他でやるからいいよ」。
他の危ない店で働くより、自分もいる店で働いた方が安全と思い、今の店で一緒に働くようになったわけです。
多摩恵のことを想い続けるピュアな海です。

ドラッグの売人を紹介したのはなぜ？

多摩恵は、偶然出会った永島夏希（北川景子さん）が、ドラッグを売ってまでお金を稼ごうとしている姿を見て、「助けてやるよ」と助けてあげようとします。（←この森田望智さんのセリフも必見！）
そこで海に、ドラッグの売人を紹介してくれと頼みます。
でも、ドラッグの世界は危ない世界。
海は多摩恵を止めようとしますが、それなら他をあたると言う多摩恵。
多摩恵の性格を見ると、口先だけでなく、マジで他の所にあたる人だろうなと、森田望智さんの演技を見て感じました(;^_^A
今までとは全く違う顔を魅せる森田望智さんの演技も見所です。
他の危ない所にあたるよりは、自分から紹介した方が安心と思い、暴走族時代の先輩の内海に頼み込むことになるわけです。
多摩恵を想えばこその行動、やはりピュアな海です。

先輩の出所を祝う、先輩想いな海

暴走族時代の先輩・武田が出所するということで、その出所祝いに一緒に行かないかと、海は多摩恵を誘います。
多摩恵も当時、つるんでいた一人です。
でも多摩恵は、付き合う相手を考えた方が良いと断ります。
海は大人になり改心し、今でも刑務所のお世話になる武田とは違う道を歩んでいますが、やはり昔の仲間への想いは消えません。
やっぱ、ピュアな海なんです。

多摩恵には夏希がいる、、

多摩恵は遂に、メジャーな大会「ウォーリアーズ」に出場できることになります。
相手はレジェンドのチャンピオン・KYOKA。
夏希も、また海も、この試合を観に来ていました。
無名の多摩恵がまさかKYOKAを倒すかも？！ということろまで追い詰めますが、最後は敗北。
リング上で、夏希と抱き合って涙を流す多摩恵。
今まで、多摩恵には自分だけしかいないと思っていた海でしたが、今は夏希がいる、、
密かに愛し続けてきた長い時間が、一気に押し寄せてくるのを感じながら、会場を後にする海なのでした。

海のラストシーンは、、

女子大生の桜は、夏希＆多摩恵のドラッグの客の一人。
桜は、高輪生まれ・高輪育ちのお嬢様ですが、ドラッグで完全に身も心も壊されてしまいます。
よれよれで街を歩いているところを警察官に呼び止められ、そこから逃げ出して、車に轢かれ、死亡してしまいます。

ドラッグの売買で、もし下手を打つようなことがあったら、その責任はとってもらう。
それが裏社会のおきてです。
海もサトウからにらまれてしまうのは必然でした。
サトウの部下に山奥に連れていかれ、多摩恵を救うことができなかった想いを胸に、意識が遠のいていく海なのでした。
これが、ノベライズで海が登場する最後の場面です。
最後までピュアな海、、映画館で涙腺崩壊、必至です。

佐久間大介さんのメッセージ

佐久間大介さんは「海と多摩恵の普段のやり取りもあるので、そこで２人の距離感というものを感じてくれたらいいなと思います」とおっしゃっています（映画公式HP）。
ノベライズを読んでも、無謀な多摩恵を止めようと一途な海だったり、リング上でふざけて戦いながら、昔楽しかった時を思い出す海だったり、佐久間大介さんと森田望智さんのやりとりは、この映画の大きな見どころと思います。

そして何と言っても、黒髪の佐久間大介さんから、この映画に賭ける無言のメッセージが伝わってきます。

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【ナイトフラワー】佐久間大介はどんな役？　まとめ

多摩恵を想い続けるピュアな心ゆえに、悲しい最期を迎えてしまう海。
黒髪の佐久間大介さんの演技が楽しみです。
森田望智さんとのやりとりも見所です。
私はノベライズを読んでから映画を見ることになるので、あらかじめストーリーがわかっているので、その場面場面を役者さんがどう演じられるか、とても楽しみです。
11月28日（金）公開です。

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