『銀河の一票』第1話感想|“なぜ銀河?”の答えが、初回でちゃんと回収された

銀河の一票 第1話感想 銀河の一票

「選挙ドラマにハズレなし。」

そう思っている私が、放送前からかなり期待していたのが『銀河の一票』でした。

政治のことなんて何も知らないスナックのママと、幹事長の娘であり元秘書。
この異色すぎる二人が都知事選に挑むなんて、面白くならないわけがない。

しかも主演が、黒木華さんと野呂佳代さん。

もう、見る前からワクワクしかありませんでした。

…でも、ひとつだけ引っかかっていたんです。

「なぜ、“銀河”?」

タイトルの意味が、まったく読めなかった。

けれど第1話を見終えた今ならわかります。
ああ、このタイトル、ちゃんと意味があったんだ、と。

「銀河」の意味は、“光”だった

第1話で印象的だった言葉があります。

「困った時には、明るい方へ行くといい」

それが、母親の教え。

この言葉が、このドラマの核なんだと思いました。

人生につまずいた人が、光を探して進んでいく物語。

そしてもうひとつ、胸に残ったのが、

「都会の空でも、本当は満天の星に包まれている」

というようなメッセージ。

見えないだけで、そこにはちゃんと光がある。

そう思うと、
黒木華さん演じる元秘書と、
野呂佳代さん演じるスナックのママ。

この“二つの星”が、これから都知事選に向かって輝きを増していく――
そんな未来まで想像できました。

それが“銀河”。

しかも、野呂さんのお店で飲まれていたお酒の名前まで「銀河」。

タイトルの伏線、しっかり回収。
初回でここまで腑に落ちると、気持ちいいですね。

感情を押し殺した黒木華さんが、これからどう壊れていくのか楽しみ

黒木華さん、やっぱりうまい。

感情をぐっと押し殺して、
生い立ちも、仕事も、立場も全部背負って生きてきた人間の重さ。

その静かな苦しさが、表情だけで伝わってくる。

だからこそ――

突然の退職。
人生の転落。
そして、自分とは真逆の陽キャ・野呂佳代さんとの出会い。

ここから感情のタガが外れていくんだろうな…と思うとワクワクします。

個人的には、
重版出来!の純真無垢で明るい黒木華さんと、
ブラッシュアップライフのゾクッとする怖さを持つ黒木華さん。

その“両方”が見られる展開を期待したい。

静から動へ。

黒木華さんの振り幅が、このドラマ最大の見どころになる気がしています。

今回の野呂佳代さん、めちゃくちゃ“いい人”

正直に言うと、これまでの野呂佳代さんには、

「クセのある役の人」

という印象が強かったです。

たとえば――
『ホットスポット』では、勤務先ホテルのテレビを盗んでしれっとしていたり。
『フェイクマミー』では、かなりクセ強めの嫌なキャラだったり。
(後半は味方になってくれて救われたけど…!)

だから今回も、どこか裏があるのかな?と思って見ていたら…

めちゃくちゃいい人。

嫌味がない。
明るい。
人を照らすタイプ。

そんなスナックのママが、まさか都知事選に出るなんて。

この“ありえなさ”が逆に面白い。

今まで役柄的にそこまでハマっていなかったのですが、
今回はかなり好きになりそうです。

…それにしても野呂さん、今めちゃくちゃ売れてません?

ドラマで見ない日がないレベル。

脇役が強すぎる…!意外な出演陣にもテンション上がった

あの“熊本課長”がいる!

『時効警察』ファンとしては歓喜。

岩松了さん演じる、あの熊本課長…!

野呂さんのスナックの常連さんとして登場。

あの、ナマケモノみたいな独特の空気感。
唯一無二です。

出てくるだけで、画面の温度が変わる。

ずるい。

濱田祐太郎さんの登場もうれしい!

盲目のピン芸人、濱田祐太郎さん!

『恋です!ヤンキー君と白杖ガール』で、
視覚障がい者のリアルを伝える存在として印象的でした。

思いがけない再会って、なんだかうれしいですよね。

こういうキャスティング、好きです。

『銀河の一票』は“暗い”からこそ、ここからが楽しみ

全体的に、かなり暗めのスタートでした。

映像の色味も、空気感も、まるで映画みたい。
どこか重くて、静かで、陰のある作品。

でも、それがいい。

最初が暗いからこそ、
ここからどう“光”に向かっていくのかが際立つ。

どん底に落ちた黒木華さんがどう変わるのか。
政治ド素人の野呂佳代さんがどう成長するのか。

そして、この二人がどんな“銀河”を作っていくのか。

第2話以降がますます楽しみになった、
『銀河の一票』第1話でした。

見逃し配信はTVer8カンテレドーガでチェックできます。

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